9月29日(日)「胸椎触診法(パルぺーション テクニック)」講師:足達晃大

関節への知識を増やし、関節へのアプローチにつなげよう

指圧マッサージは、筋肉の緊張をほぐし、全身のバランスを整える素晴らしい手法です。 しかし、「関節へのアプローチ」は学校でもあまり習わないので、苦手にしている方も多いと思います。

今回、茅ヶ崎で開業している足達晃大さんを神奈川県指圧師会の定例研究会講師としてお招きしました。彼はカイロプラクティックからこの業界に入り、その後あん摩マッサージ指圧師の免許を取得。現在は指圧療法とカイロプラクティックを融合させた技術にて訪問治療と路面店開業を両立させていいます。

カイロプラクティックの知識と技術を取り入れることで、施術の幅を大きく広がる可能性があります。限られた時間ですが、今回「胸椎触診法」について講義していただきます。

カイロプラクティックでは、脊柱の正確な診断を重要視します。

この触診法(パルペーションテクニック)には

  • 静的触診:スタティックパルペーション
  • 動的触診:モーションパルペーション

の2種類があります。

静的触診(スタティックパルペーション)は患者さんの身体の特定の部位を静止させた状態で触診し、骨や関節、筋肉の状態を評価する手法です。この手法では、施術者が患者さんの体を丁寧に触れて、異常な硬さ、温度変化、腫れ、変形などを検出します。

一方の動的触診(モーションパルペーション)とは、患者さんの関節を動かしながら触診を行い、関節の動きや動作中の異常を評価する手法です。モーションパルぺーションでは他動関節運動を活用します。患者さん自身ではなく、施術者が関節を動かすことで、関節の可動域を超えた動きを検出します。自動関節運動範囲を超えた僅かな関節の可動性(関節の遊び(Joint Play))を感じ取り、異常を特定します。

スタティックパルペーションとモーションパルペーションを組み合わせることで、関節や脊柱の状態を包括的に評価できます。

今回は、カイロプラクティックの技術体系のほんのごく入り口ですが、ぜひとも学びにきてください。 新しい技術と理論にふれることにより、視野が広がること間違いなしです。

はじめて参加される方は申込みが必要です。
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資料

学術資料 25 脊柱と胸郭の解剖学

触診評価シート

講師:足達晃大

茅ヶ崎でShiatsu Campを開業。日中は訪問マッサージ、夕方から路面店で指圧施術を提供。
earth gardenSWEET LOVE SHOWERなどの野外イベントに指圧ブース出店も行う野外指圧の第一人者。
豊かなlifestyleを提案し、予防医療をより身近な存在として提供すること。時代とともに変化する指圧師としての新たなプレゼンスを示すことを行動指針としている。

9月29日 神奈川県指圧師会定例研究会 スケジュール

  • 13:00 「指圧に役立つ解剖学」(15分輪読)
  • 13:15 講義と実技指導「指圧師が活かせる胸椎触診法」講師 足達晃大(Shiatsu Camp)
  • 15:30 事務連絡・休憩
  • 15:45 相互指圧
  • 16:50 写真撮影 終了片づけ
  • 17:30 食事会(任意参加)

会場:高津市民館 11階和室
神奈川県川崎市高津区溝口1-4-1 ノクティ2 11階
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参加費

  • 神奈川県指圧師会会員 無料
  • 非会員 500円

※ 当日会員となることも可能です。(年会費6,000円)

お申し込み

参加人数のおおまかな把握のためお申し込みが必要です。
参加をご希望の方は以下のお申し込みフォームに入力し、お申し込みをお願いいたします。
メールでのお申し込みも可能です。
メールの場合はコチラ:kurosawa@kanagawa-shiatsu.com

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