池尾豊彦先生「血液循環療法 ―『ジワー・パッ押圧』と指圧の接点」
6月の研究会では、日本発祥の徒手療法「血液循環療法」を取り上げます。講師は、血液循環療法を実践・指導されている池尾豊彦先生です。血液循環療法は、1910年(明治43年)に小山善太郎によって創始されたとされ、器具を使わず手指だけで、痛みやコリを「循環障害」としてとらえ、軽い圧迫と素早い解放(ジワー・パッ押圧)によって局所の循環を促すことを特徴としています。
指圧の臨床にとって興味深いのは、「強く揉む」ことを良しとせず、「軽いほど効く」という発想に立つ点です。今回の研究会では、ジワー・パッ押圧の手技を体験しながら、圧を“入れる”だけでなく“抜く”技術、そして毛細血管・微小循環という観察の視点を、指圧の理論と照らし合わせて学びます。
血液循環療法と指圧は、どちらも手指による圧刺激を通じて生体の反応を引き出す療法です。本研究会は、効果を断定するのではなく、技術としては謙虚に学び、症例報告と検証された知見を分けて受け止める姿勢で進めます。自分自身の「圧の質」「圧の抜き方」をあらためて見つめ直す機会になればと思います。
【お申し込み】
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神奈川県指圧師会 令和8年6月研究会「血液循環療法」| Peatix
【講師プロフィール】
池尾豊彦 先生
血液循環療法日吉 院長
会社員として定年間際まで勤めた後、あん摩マッサージ指圧師になることを志し、専門学校に入学しました。資格を取得後は、水曜日に都内の整骨院、土曜日に横浜の指圧院で施術を行っています。
20年以上前から合氣道を始め、現在も続けています。また、2年ほど前から太極拳を学び始めました。自己分析をすると、私は何か技能を追求することが好きな性格のようです。
さらに、22年前から働く人々のメンタル面にも関心を持ち、産業カウンセラーやREBT心理士の資格を取得して学びを深めてきました。
血液循環療法との出会いは約3年前のことです。さまざまな整体術に興味を持ち調べている中でこの療法を知り、血液循環(血液の流れ)を改善することで治癒力が高まるという考えに出会いました。その後、自身の体験を通じてその効果を実感し、確信を持つに至りました。
【開催概要】
- 日時:2026年6月28日(日)13:00〜17:00(開場 12:45)
- 会場:紡指圧(相模大野)
- 住所:神奈川県相模原市南区相模大野5-27-39 和田ビル2階
- アクセス:小田急線「相模大野駅」より徒歩圏7分
- 参加費:神奈川県指圧師会会員 無料/当日入会 年会費 6,000円/非会員スポット参加 500円
- 定員:会場20名
- 持ち物:動きやすい服装(実技があります)、手ぬぐい・タオル、筆記用具
【メッセージ】
強い刺激に頼らない、軽く精密な圧の世界を、実技を通してご一緒に体験してみませんか。血液循環療法という他流の視点に触れることは、指圧の手技を見つめ直すよい機会になります。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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